今回は、ミズノさんから発売されているバレーボールシューズ
『サイクロンスピード 3』(CYCLONE SPEED 3)
を紹介・レビューしていきます。
ミズノ『サイクロンスピード 3』
「初めてならこの一足」としてミズノさんが展開しているエントリーモデルのバレーボールシューズの『サイクロンスピード 3』は、
- サイクロンスピード 3(ローカットモデル、品番:V1GA2180、足幅:2E相当)
- サイクロンスピード 3 MID(ミドルカットモデル、品番:V1GA2185、足幅:2E相当)
- サイクロンスピード 3 Jr.(ジュニア向けのローカットモデル、品番:V1GD2110、足幅:2E相当)
の3モデルが展開されており、その中で今回は通常のローカットモデル『サイクロンスピード 3』(品番:V1GA2180)を選択。
ジュニアサイズ・ミドルカットモデルも選択できるのでより多くのバレーボーラーの選択肢となりえるバレーボールシューズです。
そして、『サイクロンスピード 3』(品番:V1GA2180)のカラーは、
- 03:ホワイト×シルバー、22.5cm~29.0cm
- 04:ブラック×シルバー、22.5cm~29.0cm
- 64:ネイビー×ホワイト×レッド(ブルー×ホワイト)、22.5cm~29.0cm
の3色が展開されており、その中から今回は『03:ホワイト×シルバー』を選択。
アウトソール以外すべて白系統で統一されたシンプルなバレーボールシューズとなっていて、どんなユニフォームや練習着にも合う使いやすそうな感じです。アウトソールはフラットソールを採用しており、かかと部分には「MIZUNO」の文字がおおきく表記されているのもポイントです。
重さは実測264g(左片足26.0cm・靴紐あり)と、やや軽めのバレーボールシューズに部類されます。
なお、シューズ外箱には「VOLLEYBALL」ではなく「INDOOR」の記載がありましたが、気にせずにバレーボールシューズとしてのレビューを行っていきます。
実際に履いてみた
実際に『サイクロンスピード 3』に足入れした感想は、エントリーモデルにありがちなガサガサ感・ペラペラ感を若干感じました。
フィット性や通気性については申し分ありません。
シューズ自体が非常にシンプルな構造ということもあり、前方向への曲げやすさという点ではあまりストレスを感じませんでした。またシューズ自体が比較的軽いので筋力があまり備わっていない初心者の方でも動きやすそうなバレーボールシューズに仕上がっています。
ただ『サイクロンスピード 3』はクッション性・反発性・安定性がやや弱く、グリップ性がとても弱いように感じました。バレーボール初心者は経験者と比べてそこまで激しいプレーをしない(できない)方が比較的多いので、そこまで高い性能でなくてもいいのかもしれません。ですが、プレー技術が向上した際にはこういった点に不満を感じ、バレーボールシューズを買い替える未来が待っていると思います。
『サイクロンスピード 3』のテーマとして「初めてならこの一足」「エントリーモデル」などが掲げられており、バレーボールシューズの中ではトップクラスに価格が安くて初心者の方でも選びやすいバレーボールシューズとなっています。性能は正直低いんですが価格が安いのでまあ納得できるのかな…といった印象です。以上の点から総合評価は星2(★★☆☆☆)とさせていただきます。
まとめ:安くて価格相応の性能をしたバレーボールシューズ
『サイクロンスピード 3』の総評としては、
価格が安く、価格相応の性能をしたバレーボールシューズです。
- 履き心地
-
■■□□□(2/5:あまり良くない)
- フィット性
-
■■■□□(3/5:普通)
- 通気性
-
■■■□□(3/5:普通)
- グリップ性
-
■□□□□(1/5:とても滑りやすい)
- クッション性
-
■■□□□(2/5:ややクッション性がない)
- 反発性
-
■■□□□(2/5:あまり反発しない)
- 安定性
-
■■□□□(2/5:ややぶれやすい)
- 屈曲性
-
■■■■□(4/5:やや曲げやすい)
- 軽さ
-
■■■■□(4/5:やや軽い)
- 価格
※メーカーカタログ値 -
■■■■■(5/5:とても安い)
総合評価:★★☆☆☆(2/5点)