今回はバレーボールシューズの
アシックス『GEL-ROCKET 10』と、ミズノ『サイクロンスピード 4』
を実際に履いたうえで詳しく比較評価していきます。
GEL-ROCKET 10 vs サイクロンスピード 4|レビュー評価項目比較


GEL-ROCKET 10 | サイクロンスピード 4 | |
---|---|---|
履き心地 | ■■□□□ 2/5:あまり良くない | ■■■□□ 3/5:普通 |
フィット性 | ■■□□□ 2/5:あまりフィットしない | ■■■■□ 4/5:ややフィットする |
通気性 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■□□ 3/5:普通 |
グリップ性 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■□□ 3/5:普通 |
クッション性 | ■■□□□ 2/5:あまりクッション性がない | ■■□□□ 2/5:あまりクッション性がない |
反発性 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■□□□ 2/5:あまり反発しない |
安定性 | ■■□□□ 2/5:ややブレやすい | ■■■□□ 3/5:普通 |
屈曲性 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■□□ 3/5:普通 |
重さ | ■■■■□ 4/5:やや軽い | ■■■□□ 3/5:普通 |
価格 ※メーカーカタログ値 | ■■■■□ 4/5:やや安い | ■■■■■ 5/5:とても安い ※当サイト価格基準B |
総合評価 | ★★☆☆☆(2/5点) | ★★★☆☆(3/5点) |
GEL-ROCKET 10 vs サイクロンスピード 4|デザイン比較








GEL-ROCKET 10 vs サイクロンスピード 4|比較解説
- 『GEL-ROCKET 10』:ゆったりとした履き心地で物足りないフィット性・安定性
- 『サイクロンスピード 4』:ややタイトな履き心地で比較的コスパに優れた性能
『GEL-ROCKET 10』と『サイクロンスピード 4』を履き比べてみたところ、どちらもエントリーモデルらしさのあるバレーボールシューズでしたが、性能面で特に強く感じた違いが、「履き心地・フィット性の違い」「安定性の違い」です。
主な性能面の違い1:履き心地・フィット性の違い
『GEL-ROCKET 10』は「足幅:2E相当(STANDARD)」で設計されていますが、つま先部とかかと部がやや幅広く感じるゆったりとした履き心地となっていて、やや「ペラペラ」「ザラザラ」感がありました。ゆったりとした履き心地が影響してかフィット性はやや物足りないかなといったところです。どちらかといえばゆったりとした履き心地のほうが好みな方は『GEL-ROCKET 10』のほうがより適応できるのかなといったところです。(なお、『GEL-ROCKET 10』は足幅:3E相当(WIDE)のモデルも展開されています。)
一方、『サイクロンスピード 4』も「足幅:2E相当」で設計されていますが、ややタイトな履き心地・フィット性となっています。どちらかといえばややタイトな履き心地のほうが好みな方は『サイクロンスピード 4』のほうがより適応できるのかなといったところです。
主な性能面の違い2:安定性の違い
『GEL-ROCKET 10』は安定性がやや抑えられているような印象です。ゆったりとした履き心地・フィット性に加え、アッパーがやや柔らかめということが影響しているのではないでしょうか。
一方、『サイクロンスピード 4』の安定性は標準的な性能となっており、多くの方に適応できるような仕上がりとなっています。
総評:タイトめな履き心地がOKならよりコスパの優れた『サイクロンスピード 4』
『GEL-ROCKET 10』はややゆったりめな履き心地であり全体的に一歩物足りない性能をしていて、エントリーモデルらしい性能のバレーボールシューズとなっています。やや安い価格帯で展開されているので比較的手に入れやすいかと思います。
一方、『サイクロンスピード 4』はタイトめな履き心地でありフィット性にやや優れている性能をしています。そしてとても安い価格帯で展開されているのでこの点は『GEL-ROCKET 10』よりもやや優れており、よりコスパのいいエントリーモデルのバレーボールシューズでしょう。より多くの方に適応でき、より手に入れやすいバレーボールシューズだと思います。
まとめ


レビュー評価項目の平均ポイントと総合評価を比較すると以下の通りです。
- GEL-ROCKET 10
-
平均ポイント:2.8/5.0ポイント
総合評価:★★☆☆☆(2/5点)
- サイクロンスピード 4
-
平均ポイント:3.1/5.0ポイント
総合評価:★★★☆☆(3/5点)
この2つのシューズのうちどちらを選ぶか検討する場合、ゆったりとした履き心地を求めるなら『GEL-ROCKET 10』を検討するでしょうが、タイトめな履き心地がOKならよりコスパの優れた『サイクロンスピード 4』を検討するといったところでしょう。

