NETBURNER BALLISTIC FF 3|実際に履いて本気で評価してみた。

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NETBURNER BALLISTIC FF 3 画像
ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

今回は、アシックスさんから発売されているバレーボールシューズ

「NETBURNER BALLISTIC FF 3」(ネットバーナーバリスティックFF3)

を実際に履いたうえで紹介・レビューしていきます。

目次

アシックス『NETBURNER BALLISTIC FF 3』

NETBURNER BALLISTIC FF 3 画像

NETBURNER BALLISTICシリーズ最新作『NETBURNER BALLISTIC FF 3』は、

  • NETBURNER BALLISTIC FF 3(ローカットモデル、品番:1053A055、足幅:2E相当【STANDARD】)
  • NETBURNER BALLISTIC FF MT 3(ミドルカットモデル、品番:1053A056、足幅:2E相当【STANDARD】)

の2モデル展開となっています。またカラー・サイズについては、

  • 001:Black/White(ブラック×ホワイト)、22.5cm~31.0cm、32.0cm
  • 100:White/Black(ホワイト×ブラック)、22.5cm~31.0cm、32.0cm
  • 402:Sky/Indigo Blue(スカイ×インディゴブルー)、22.5cm~31.0cm、32.0cm
  • 403:Illusion Blue/Glow Yellow(イリュージョンブルー×グローイエロー)、22.5cm~31.0cm、32.0cm

の4通りが展開されており、今回は通常ローカットモデル『NETBURNER BALLISTIC FF 3』(品番:1053A055)の『100:White/Black』を選択しました。

前作を踏襲した比較的シンプルなデザインとなっています。

今作も前作同様にミッドソールにクッション性に優れた素材「FLYTEFOAM PROPEL」が採用され、アウトソール中足部に補強パーツ「TWISTRUSS」が採用されています。

アッパー部外側はメッシュ素材採用で通気性・軽量性の追求、内側には人工皮革採用で耐久性を追求しているとのこと。前足アッパー部外側にはメッシュ素材の上に別の素材で加工(線~点)がされています。前作と比較すると柔らかく通気性もよさそうなデザインです。また、アウトソール前足部にはX字型の屈曲溝があり屈曲性を追求しているとのことです。なお、前作にはアウトソールに通気孔がありましたが今作では見受けられませんでした。

NETBURNER BALLISTIC FF 3 重さ画像

重さは実測307g(左片足26.0cm・靴紐あり)。他のバレーボールシューズと比べるとやや重い部類ですが、前作よりも同サイズ・条件で17g(約5.2%)も軽くなっており軽量化が図られています。

実際に履いてみる

前作(NETBURNER BALLISTIC FF 2)との比較も交えつつ、実際に履いてレビューしていきます。


NETBURNER BALLISTIC FF 3 着用イメージ画像

実際に履いてみた第一印象としては、硬くがっしりした履き心地といった感想です。

シューズ内側素材に厚みはありますがやや薄手で、それ以上にアッパー部分の素材の硬さが伝わってくるような印象です。前作でも似たような硬さを感じましたがもう少し柔らかな履き心地でした。ただ、この履き心地が悪いかと言われればそうとも言い切れず、客観的にみると標準的なレベルの範囲といったところです。また、シューズの作りが割とがっしりしており耐久性はありそうです。

通気性については前作よりもやや改善しているものの他のバレーボールシューズと比較するとやや物足りない印象を受けました。

フィット性については前作同様標準的なレベルで、グリップ性については前作同様やや強めです。コートをしっかりとらえて動くことができそうです。

NETBURNER BALLISTIC FF 3 屈曲性画像

屈曲性については前作よりもかなり改善していますが、他のバレーボールシューズと比較すると標準的なレベルです。

クッション性はやや強めで反発性は標準レベルと、比較的バランスが取れているような印象です。ハードジャンプ時もしっかり適応して着地時の負担も軽減してくれそうです。前作はクッション性が非常に優れていたんですが反発性があまりよくなく踏み込んだ際にグニュンと沈み込んであまり戻ってこないような感覚があり、クッション性と反発性のバランスの悪さを強く感じていました。今作ではそのバランスが改善されています。

安定性については前作同様良好であり、足がややブレにくく安定してプレーすることができそうです。

余談ですが、前作は「重量級モデル」に分類していましたが、今作は「バランス型モデル」に分類しています。


総合的にはクッション性・安定性にやや強みがあるバランスの取れた性能で、アタッカー・ブロッカー向き、特にミドルブロッカーに好まれるバレーボールシューズなのかなといった印象です。以上の点から総合評価は星3(★★★☆☆)とさせていただきます。

まとめ:クッション性・安定性に強みのあるバランス型バレーボールシューズ

『NETBURNER BALLISTIC FF 3』の総評としては、

クッション性・安定性に強みのある比較的バランスの取れたバレーボールシューズです。

アウトサイドヒッター・ミドルブロッカー(個人的には特にミドルブロッカー)におすすめです。


履き心地

■■■□□(3/5:普通)

フィット性

■■■□□(3/5:普通)

通気性

■■□□□(2/5:やや蒸れる)

グリップ性

■■■■□(4/5:やや滑りにくい)

クッション性

■■■■□(4/5:ややクッション性がある)

反発性

■■■□□(3/5:普通)

安定性

■■■■□(4/5:ややブレにくい)

屈曲性

■■■□□(3/5:普通)

軽さ

■■□□□(2/5:やや重い)

価格
※メーカーカタログ値

■■□□□(2/5:やや高い)

【総合評価】★★★☆☆(3/5点)

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