ウエーブライトニング NEO|実際に履いて本気で評価してみた。

ウエーブライトニング NEO 画像
ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

今回は、ミズノさんから発売されているバレーボールシューズ

「ウエーブライトニング NEO」(WAVE LIGHTNING NEO)

を紹介・レビューしていきます。

目次

ミズノ『ウエーブライトニング NEO』

ウエーブライトニング NEO 画像

ミズノさんの定番バレーボールシューズシリーズ「ウエーブライトニングシリーズ」の1つ『ウエーブライトニング NEO』は以下1モデルが展開されています。

  • ウエーブライトニング NEO(ハイカットモデル、品番:V1GA2002、足幅:2E相当)

また、カラーは以下1色が展開されています。

  • 20:ブルー×シルバー×ピンク、23.0cm~28.0cm

通常、ウエーブライトニングシリーズは連番がつけられており記事執筆日の2022年5月23日現在の最新モデルは『ウエーブライトニング Z7』とナンバリングがされています。しかしこの『ウエーブライトニング NEO』についてはナンバリングがされておらず、番外編的な立ち位置なのかなと推測できます。

シューズの真ん中から下は『ウエーブライトニングZ6』に似たデザインをしていますが、このバレーボールシューズ最大の特徴が「ハイカット」。『ウエーブライトニング NEO』は近年まったく見かけない「ハイカットモデル」(しかも、ローカット・ミドルカットの展開はなし)なので、くるぶし上部分までアッパー素材がある設計となっています。過去にあったハイカットモデルのバレーボールシューズの多くはくるぶし周りの素材にアッパー部と同じ人工皮革などが用いられていましたが、『ウエーブライトニング NEO』は柔らかなニット素材が用いられており、これまでにないハイカットモデルのバレーボールシューズとなっています。

  • 前足外側部のアウトソールが出っ張り → 外側方向への安定性向上
  • 前足母指球部まで伸びたウエーブプレート構造 → 反発性向上
  • 丸みのあるヒール構造 → 動きやすさ向上(ウエーブライトニングシリーズ特有の立体構造も健在)

上3つの機能は『ウエーブライトニング Z6』に引き続いて採用していますが、

  • 前足部に「MIZUNO ENERZY」採用 → 反発性・クッション性向上
  • 靴べろ部~足首周りがニット素材で、アッパー部と一体になっている(=ブーティニット) → フィット性向上
    ※『ウエーブライトニング Z6』には、アッパー部と靴べろ部がつなぎ合わさった構造をしていました

上2つの機能は『ウエーブライトニング NEO』に新採用された機能となっています。

総合的に推測するに、『ウエーブライトニング NEO』=『少し性能を上げたハイカットモデルのウエーブライトニング Z6』的なバレーボールシューズといえるでしょう。

ウエーブライトニング NEO 重さ

重さは実測286g(左片足26.0cm・靴紐あり)。バレーボールシューズとしては標準的な重さに分類されます。

実際に履いてみた

さて実際に履いていきま…

ウエーブライトニング NEO 着用中画像1

…。

……。

予想通りですが、すんなり履けません。

ウエーブライトニング NEO 着用中画像2 靴紐

靴紐をめちゃくちゃ緩め、アッパー部を指で伸ばしつつ足先をねじ込むことでなんとか履くことができました…。

「毎回こんな苦労して履かないといけないの…??」と絶望におそわれましたが、コツをつかんだのか2回目以降は割とすんなり履くことができましたそれでも通常のローカットシューズを履くよりかは時間かかりますが…。


ウエーブライトニング NEO 着用イメージ画像

さて、実際に履いてみた感想ですが、

なんか不思議な履き心地を真っ先に感じました。

くるぶしから下の部分は普通のウエーブライトニングっぽいタイトな履き心地ですが、くるぶしから上部分は厚手の靴下を履いて、ぴったりと覆われている感覚。しかしそれらが分離しているわけではなくて一体感がある作りになっており、不思議な履き心地を体験できます。くるぶし周りはやわらかめのニット素材で優しくびたっと足にフィットして固定してくれ、強烈なフィット性と左右への安定性を体感できます。足がほとんどブレることなく激しいプレーにも対応できそうです。また、中足部裏側の通気孔の影響でその部分に若干の凸感がありますが大勢に影響はありません。

その反面、厚手の靴下や足首周りのサポーターを使用していると着用にかなり苦労する(もしくは履けない)という点と、足首回りの通気性が悪いという点が弱点としてあげられます。設計上仕方のないことですが…。

ウエーブライトニング NEO 屈曲性・クッション性・反発性画像

ウエーブライトニングシリーズにしては全体的にクッション性が高く、特に「MIZUNO ENERZY」が配置されている前足部にクッション性がかなりあるなといった印象。同シリーズの『ウエーブライトニング Z7』よりもクッション性は高く感じました。

また、ウエーブライトニングシリーズの特徴でもある強烈な反発性も健在で、クッション性と反発性を高いレベルで両立した仕上がりとなっています。屈曲性も高めなのでレスポンス高くプレーすることができそうです。

グリップ性については満足できるレベルにはあるんですが、歴代のウエーブライトニングシリーズはかかと部の劣化が早いので少し様子見といったところです。


かなり挑戦的で独創的なバレーボールシューズである『ウエーブライトニング NEO』。価格がトップクラスに高く設定されてはいるもののそれに劣らず素晴らしい性能・作りに仕上がっているなといった印象ですが、やはりネックとなるのがハイカット設計。私は実際に履いてみてハイカット設計も含めてとても素晴らしいバレーボールシューズだなと感じましたが、ハイカット設計をどこまで許容できるか等の好みによって評価が大きく変わってくるのは間違いありません。なのでその点も考慮して、総合評価は星4(★★★★☆)とさせていただきます。

まとめ:高性能だけど好みが分かれるハイカットモデルのバレーボールシューズ

『ウエーブライトニング NEO』の総評としては、

高性能だけどハイカットで好みが分かれるバレーボールシューズです。

他人と被らないバレーボールシューズを探しているという人や、高性能なバレーボールシューズを探しているという人、ハイカットモデルのバレーボールシューズを探している人にぜひおすすめしたいです。


履き心地

■■■□□(3/5:好みが分かれる)

フィット性

■■■■■(5/5:とてもフィットする)

通気性

■□□□□(1/5:とても蒸れる)

グリップ性

■■■□□(3/5:普通)

クッション性

■■■■□(4/5:ややクッション性がある)

反発性

■■■■■(5/5:とても反発する)

安定性

■■■■■(5/5:とてもブレにくい)

屈曲性

■■■■□(4/5:やや曲げやすい)

軽さ

■■■□□(3/5:普通)

価格
※メーカーカタログ値

■□□□□(1/5:とても高い)

【総合評価】★★★★☆(4/5点)

ウエーブライトニング NEO 画像

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