ウエーブライトニング NEO3|実際に履いて本気でレビューしてみた。

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ウエーブライトニング NEO 3
ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

今回はバレーボールシューズの

ミズノ『ウエーブライトニング NEO3(WAVE LIGHTNING NEO3)』

を実際に履いたうえで、紹介・レビューしていきます。

目次

ミズノ『ウエーブライトニング NEO3』について

ウエーブライトニング NEO3は、ウエーブライトニング NEO2の後継モデルとして以下のモデルが展開されています。

ウエーブライトニング NEO3
品番V1GA2402
足幅2E相当
カラー・サイズ・01:ブルー×ホワイト×ネイビー(22.5cm~31.0cm)
・52:ホワイト×ホワイト(23.0cm〜29.0cm)※
※:「<カラー>52:ホワイト×ホワイト」は、ミズノ直営店限定モデル(公式オンラインショップでも販売)。また「<カラー>52:ホワイト×ホワイト」のサイズは公式サイト(公式オンラインショップ)当商品説明欄には22.5cm〜31.0cmとの記載があるが、購入時のサイズ選択欄は23.0cm〜29.0cmであるのを確認した(2024年9月3日時点)。よって、当記事の上の表の当該カラー・サイズでは「23.0cm〜29.0cm」と記載している

今回実際に履いてレビューを行うモデルは『ウエーブライトニング NEO3』(V1GA2402)「01:ブルー×ホワイト×ネイビー」「26.0cm」です。

ウエーブライトニング NEO3は、おそらくウエーブライトニング Z8をベースに設計され、アッパーをニットアッパーに変更したといったところでしょう。ニットアッパー以外に採用されている機能はZ8とほとんど同じで、主に以下の通りです。

  • クッション材に「MIZUNO ENERZY NXT」等を採用
  • 前足外側〜後足にかけて「MIZUNO WAVE」の採用
ウエーブライトニング NEO 3_重さ

重さは実測272g(26.0cm左片足・靴紐あり)。

やや軽いバレーボールシューズに分類されます。なお、前作NEO2とほぼ同じ重さ(同条件275g)で、ベースとなっているZ8よりはやや軽い(同条件288g)です。

『ウエーブライトニング NEO3』を実際に履いてみた

ウエーブライトニング NEO 3
ウエーブライトニング NEO3
履き心地

■■■□□(3/5:普通)

フィット性

■■■■■(5/5:とてもフィットする)

通気性

■■□□□(2/5:やや蒸れる)

グリップ性

■■■■□(4/5:やや滑りにくい)

クッション性

■■■■□(4/5:ややクッション性がある)

反発性

■■■■■(5/5:とても反発する)

安定性

■■■□□(3/5:普通)

屈曲性

■■■■□(4/5:やや曲げやすい)

重さ

■■■■□(4/5:やや軽い)

価格
※メーカーカタログ値
※当サイト価格基準B

■□□□□(1/5:とても高い)

総合評価 ★★★★☆(4/5点)

良くも悪くもニットアッパーの影響が非常に大きい

ウエーブライトニング NEO 3_ニットアッパー

このシューズ最大の特徴が「ニットアッパー」であり、それによる良い影響と悪い影響の両方がシューズにもたらされています。

今作のニットアッパーのメリット
  • 足に優しくピタッとフィットしてくれる
  • やや屈曲しやすい
  • やや軽い
今作のニットアッパーのデメリット
  • 靴べろとアッパーが一体になっていてかつ柔らかめなのでやや足入れしづらい
  • アッパーが柔らかめなのでアッパー部の安定性はそこまで良くない
  • やや蒸れる

ニットアッパーの完成度は前作NEO2よりも向上しているんですが、やはりメリット・デメリットの両方ある設計だなといった印象は変わりませんでした。好みはかなり分かれるでしょう。

あと個人談になりますが、実際に履くと親指付け根の部分に靴紐が当たっており、動くとその部分に痛みを感じました。私の足がシューズに合っていないのかもしれませんが、同様の設計であるNEO2では感じなかった痛みです。この点を考慮して履き心地の評価を少し下げています。

底面はZ8やNEO2と同等の優れた性能

ウエーブライトニング NEO 3_MIZUNO ENERZY NXT

じゃあニットアッパー以外の性能はどうなの?といったところですが、

いわゆる「底面」。つまりグリップ性・クッション性・反発性といった性能は、Z8・NEO2とほとんど同じように感じられました。軽さの分でZ8よりも反発性がやや高く感じられるくらいの違いで、総合すればやや良いグリップ性とクッション性、そして非常に良い反発性といった評価です。

ニットアッパーに惚れ込んでいなければZ8の方がおすすめ

NEO3を実際に履いて動いたりしてみましたが、全体的に良い性能ではありつつもやはり「Z8ベースでクセのあるニットアッパーを採用しているバレーボールシューズ」という印象は超えられません。そして、NEO3はZ8よりも展開されている価格が高いというのも一つネックになっています。

こういったことから、「お金をより多く払ってでもニットアッパーを採用したZ8を履きたい!」という方でなければ、NEO3ではなくZ8をおすすめします。Z8のほうがより一般的に扱いやすいでしょうし、価格も安いのでより手に入れやすいでしょう

まとめ:アッパーのクセが強くより価格の高い「ウエーブライトニング Z8」なバレーボールシューズ

まとめると、『ウエーブライトニング NEO3』は、

アッパーのクセが強くより価格の高い「ウエーブライトニング Z8」なバレーボールシューズ

です。

性能的には良いバレーボールシューズなんですがアッパーのクセが強いし価格も高い。先ほども述べましたが「お金をより多く払ってでもニットアッパーを採用したZ8を履きたい!」という方でなければ、NEO3よりも一般的に扱いやすくて価格的に手に入れやすいZ8の方がおすすめです。

総合評価:★★★★☆(4/5点)

ウエーブライトニング NEO 3

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