ウエーブモーメンタム 2|実際に履いて本気で評価してみた。

ウエーブモーメンタム 2 画像
ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

今回は、ミズノさんから発売されているバレーボールシューズ

「ウエーブモーメンタム 2」(WAVE MOMENTUM 2)

を紹介・レビューしていきます。

目次

ミズノ『ウエーブモーメンタム 2』

ウエーブモーメンタム 2 画像

クッション性と安定性に優れ、ミドルブロッカー・オールラウンダー向きの中・上級者モデルとして展開されている『ウエーブモーメンタム 2』は

  • ウエーブモーメンタム 2(ローカットモデル、品番:V1GA2112、足幅:2.5E相当)
  • ウエーブモーメンタム 2 MID(ミドルカットモデル、品番:V1GA2117、足幅:2.5E相当)

の2モデルが展開されており、今回は通常のローカットモデル『ウエーブモーメンタム 2』(品番:V1GA2112)を選択。

『ウエーブモーメンタム 2』(品番:V1GA2112)のカラーは、

  • 00:ホワイト×ブルー、23.0cm~31.0cm(リサイクル素材を一部使用とのこと)
  • 02:ネイビー×シルバー×パープル、23.0cm~29.0cm
  • 05:ブラック×シルバー×オレンジ、23.0cm~31.0cm
  • 09:ホワイト×ブラック×ゴールド、23.0cm~31.0cm
  • 12:ネイビー×ホワイト×ブルー、23.0cm~31.0cm
  • 23:ブラック×ブルー×イエロー、23.0cm~31.0cm
  • 47:ブルー×ホワイト×イエロー(ミズノ直営店&公式オンラインショップ限定)、23.0cm~30.0cm
  • 48:ホワイト×レッド×グリーン、23.0cm~31.0cm
  • 52:ブラック×ゴールド×ホワイト、23.0cm~31.0cm
  • 14:ホワイト×ネイビー×ピンク(日本限定発売)、23.0cm~29.0cm(品番:V1GA2111)

の全10色が展開されており、今回は『09:ホワイト×ブラック×ゴールド』を選択しました。

幅広いカラーバリエーションに加えミドルカットモデル(ミドルは1色)も選択可能ですし、一般的なバレーボールシューズよりもやや幅広な足幅設計を採用しているため、より多くのバレーボーラーの選択肢となりえるバレーボールシューズといえるでしょう。

白・黒・金の3色で比較的おとなしめなデザインをしているため、どんなユニフォーム・練習着にもマッチして非常に使い勝手がよさそうです。また、かかと部分にはメッシュで覆われた「MIZUNO」の文字が大きく入っているのも特徴です。

シューズ裏側のデザインは前作『ウエーブモーメンタム』とほぼ同じデザインとなっています。通気孔が中足部に1か所あるのも同じですね。

前作『ウエーブモーメンタム』から構造がいくつか踏襲されています。特筆すべきものとしては以下4点。

  • 靴べろ部とアッパー部が一体になっている構造(=ブーティ構造) → フィット性向上
  • アウトソール前足部外側が少し出っ張ったデザイン → 外側方向への安定性向上
  • かかと部に「MIZUNO WAVE」採用 → クッション性・安定性の両立
  • 丸いヒール構造 → スムーズな踏み込みサポート

丸いヒール構造は、アシックスさんの『SKY ELITE FF 2』にも採用されている構造ですね。

これらの構造に加え、今作『ウエーブモーメンタム 2』では主に、

  • アッパー部に新しいメッシュとシューホールを採用 → 柔らかなフィット性の追求
  • ミッドソール全体にMIZUNO ENERZYという素材を採用 → クッション性・反発性のさらなる向上

という改良が行われています。

シューホールについてですが、「紐」の間にシューズ紐を通すような設計になっており正直なところ耐久性はどうなんだろう?といった感想です。長期間シューズを履いてみる必要がありそうです。

ウエーブモーメンタム 2 重さ画像

重さは実測327g(左片足26.0cm・靴紐あり)。トップクラスに重いバレーボールシューズに分類されます。

実際に履いてみる

『ウエーブモーメンタム 2』を実際に履く前に持ってみたんですが、明らかにずっしりとした重さを感じます。

片足327gなので、最重量級バレーボールシューズ『SKY ELITE FF 2』よりは若干軽いですが、最軽量の『ROTE JAPAN LYTE FF 2』と比べると約1.4倍もの重さがあります。『NETBURNER BALLISTIC FF 2』とほぼ同等の重さです。


ウエーブモーメンタム 2 着用イメージ画像

さて、実際に履いてみた感想ですが、

非常に優しく足にフィットして包み込まれているような感覚のバレーボールシューズだなあといった感想です。正直感動しました。

ブーティ構造の影響かやや履きづらいですが、履いてさえしまえば圧倒的に優しい履き心地とフィット性を実感することができます。足幅が2.5E相当の設計なので他の一般的なバレーボールシューズ(足幅2E相当)に比べてやや幅広のはずなんですがそこまで広いなと感じることもありませんでした。厚底感がかなりあることで衝撃に対する安心感も感じられ、すべてを安心して任せられるようなバレーボールシューズだなという印象を強く持ちました。なお、シューズ裏側中足部の通気孔の部分が少し「凸」を感じますが大勢に影響はありません。

前足アッパー部にメッシュ素材を採用していたりシューズ裏中足部に通気孔を採用してはいるものの、中~後足アッパー部の素材がやや分厚く設計されていたり人工皮革素材がメインで貼られている部分が多い影響か通気性は若干弱いような印象を受けました。

ウエーブモーメンタム 2 屈曲性・安定性・クッション性・反発性画像

左右の安定性については非常に高い印象です。他の一般的なローカットモデルのバレーボールシューズと比較して足首周りがやや高く設計されているため必然的に足首周りの安定性は高いですし、アウトソール前足外側部の出っ張りによって外側方向への安定性も向上しています。これらの点と圧倒的なフィット性の相乗効果によって非常に高い安定性が実現できています。

クッション性は非常に高く、ハードジャンプ後の着地衝撃はほぼ気になりません。グリップ性についても非常に高く、コートをしっかりととらえて動くことができそうな性能を誇っています。

『ウエーブモーメンタム 2』はかなり重いバレーボールシューズであるものの、高い反発力が備わっているのでシューズの重さで足が引っ張られてしまう・足がついてこないといった感覚はあまり感じませんでした。また、かかと部分がカーブしている構造になっているためスパイク・ブロックの「助走~踏み込み~ジャンプ~着地」の一連の動作が非常にスムーズに行えるなといった印象です。踏み込み時にグッと力をコートに伝えられるような感じです。また、前方向への屈曲性についても高いので、踏み込み動作時のストレスはほぼありません

しかし、重いバレーボールシューズには違いありませんので、筋力が十分に備わっていなかったり体の使い方がまだ掴めていない人が履くと少し負担に感じてしまう重さかもしれません。


『ウエーブモーメンタム 2』のテーマとして「中・上級者モデル」「ミドルブロッカー・オールラウンダー向け」「クッション性と安定性が強み」などがありますが、そのテーマの方向に沿ったバレーボールシューズに仕上がっていると思います。クッション性・安定性・履き心地・フィット性・グリップ性はトップクラスに優れており、非常に高性能なバレーボールシューズだなあという印象を持ちました。また、かなり重いという欠点がありつつも反発性の高さでその欠点を十分カバーできているのも素晴らしいと感じました。

価格はかなり高めではありますがそれを考慮しても非常に満足できる性能のバレーボールシューズに仕上がっており、これらの点から総合評価は星5(★★★★★)とさせていただきます。

まとめ:圧倒的な「安心感」と抜群の性能を備えたスパイカー・ブロッカー向けバレーボールシューズ

『ウエーブモーメンタム 2』の総評としては、

圧倒的な「安心感」と、抜群の性能を備えたバレーボールシューズです。

日ごろからバレーボールをやっている中・上級者のバレーボーラーに自信をもっておすすめしたいバレーボールシューズです。また、重くてもいいからとにかく性能のいいバレーボールシューズを探しているという人にもおすすめです。


履き心地

■■■■■(5/5:とても良い)

フィット性

■■■■■(5/5:とてもフィットする)

通気性

■■□□□(2/5:やや蒸れる)

グリップ性

■■■■■(5/5:とても滑りにくい)

クッション性

■■■■■(5/5:とてもクッション性がある)

反発性

■■■■□(4/5:やや反発する)

安定性

■■■■■(5/5:とてもブレにくい)

屈曲性

■■■■□(4/5:やや曲げやすい)

軽さ

■□□□□(1/5:とても重い)

価格
※メーカーカタログ値

■□□□□(1/5:とても高い)

【総合評価】★★★★★(5/5点)

ウエーブモーメンタム 2 画像

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