V-SWIFT FF 3|実際に履いて本気で評価してみた。

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V-SWIFT FF 3 画像
ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

今回は、アシックスさんから発売されているバレーボールシューズ

「V-SWIFT FF 3」(ブイスイフトFF3)

を実際に履いたうえで、紹介・レビューしていきます。

V-SWIFT FF 3の後継モデル『V-SWIFT FF 4』のレビュー記事はこちら ↓

目次

アシックス『V-SWIFT FF 3』

V-SWIFT FF 3 画像

軽量性とクッション性の両立を追求したバレーボールシューズである『V-SWIFT FF 3』は、『V-SWIFT FF 2』の後継モデルとして、

  • V-SWIFT FF 3(ローカットモデル、品番:1053A042、足幅:2E相当【STANDARD】)
  • V-SWIFT FF MT 3(ミドルカットモデル、品番:1053A044、足幅:2E相当【STANDARD】)
  • V-SWIFT FF 3 EXTRA WIDE(幅広ローカットモデル、品番:1053A041、足幅:4E相当【EXTRA WIDE】)
  • V-SWIFT FF MT 3 EXTRA WIDE(幅広ミドルカットモデル、品番:1053A043、足幅:4E相当【EXTRA WIDE】)

の4モデルが展開されており、今回は通常のローカットモデル『V-SWIFT FF 3』(品番:1053A042)を選択。

『V-SWIFT FF 3』(品番:1053A042)のカラー・サイズは、

  • 001:BLACK/GUNMETAL(ブラック×ガンメタル)、22.5cm~30.0cm、31.0cm
  • 002:BLACK/PURE SILVER(ブラック×ピュアシルバー)、22.5cm~30.0cm、31.0cm
  • 100:WHITE/BLACK(ホワイト×ブラック)、22.5cm~30.0cm、31.0cm
  • 101:WHITE/CLASSIC RED(ホワイト×クラシックレッド)、22.5cm~30.0cm、31.0cm

の4通りが展開されており、今回私は『100:WHITE/BLACK』の26.0cmを選択しました。

一般的なバレーボールシューズの足幅は「2E相当」のものが圧倒的に多く、たまに2.5Eや3E相当のモデルが展開されることはあっても「4E相当」のモデルが展開されることはほとんどありません。ですが、『V-SWIFT FF 3』は通常の「2E相当」のモデルと、幅広の「4E相当」のモデルをローカットモデルとミドルカットモデルの両方で展開しています。幅広・甲高のせいでこれまで自分に合ったバレーボールシューズが見つからなくて困っていた人には「救世主」とも呼べるバレーボールシューズだと思います。

シューズデザイン自体は割とシンプルなんですが、外側・白色、内側・黒色という二面性のある配色となっている影響でかなり目立つバレーボールシューズとなっています。

V-SWIFT FF 3 FLYTEFOAM

ミッドソールには前作『V-SWIFT FF 2』と同じく「FLYTEFOAM」という軽量性・クッション性に優れた素材を採用。

前作『V-SWIFT FF 2』と異なる点として挙げられるのが、以下3点。

  • アウトソール中足部の大きな通気孔が廃止されて樹脂パーツ「TWISTRUSS」に置き換わった → 安定性追求
  • シューズ外側中足下部に樹脂パーツ「TWISTRUSS」が張り出している → 反発性追求
  • シューホール(ハトメ)が通常の形となり、その部分のアッパーが斜めの構造に変更 → フィット性追求

シューホール付近のアッパー部が斜めになっている構造は、ミズノさんの『ロイヤルフェニックス 3』にもみられる構造ですね。

V-SWIFT FF 3 重さ画像

重さは実測274g(左片足26.0cm・靴紐あり)。やや軽めのバレーボールシューズとして分類されます。前作『V-SWIFT FF 2』よりも12g軽く、軽量化が図られていることがわかります。

実際に履いてみた

V-SWIFT FF 3 着用イメージ画像

軽量化の影響かシューズアッパー部の素材が結構薄手になっており、全体的にペラっとした履き心地となっています。代わりに、その厚みの少ないアッパー設計によって足とシューズのフィット性がやや高くなっている印象を持ちました。

通気性についてはアウトソール中足部の大きな通気孔が廃止されたものの前足アッパー部がより薄くなっているのでやや蒸れにくい仕様になっています。また、前方向にかなり曲げやすくなっているので、とっさの動作・プレーの時もレスポンス高く動くことができそうです。

クッション性・反発性について前作と比較してみると、ほんの少しクッション性が低下してますがその代わり反発性が若干良くなっているような印象。軽量化の影響もあるかと思います。しかし、他のバレーボールシューズと比較してみるとクッション性・反発性ともに標準的なレベルなのかなといった評価です。

なお、グリップ性・安定性についても標準的なレベルとなっています。


ほぼ欠点なくバランスの取れた性能かつ前作よりさらに軽くなって動きやすさが向上しているバレーボールシューズです。軽量バレーボールシューズの『ROTE JAPAN LYTE FF 2』に似た雰囲気を感じました。ポジション問わず使えるオールラウンダーなバレーボールシューズといえるでしょう。

以上の点から、総合評価は星4(★★★★☆)をつけさせていただきます。

まとめ:動きやすくてバランス性能のバレーボールシューズ

『V-SWIFT FF 3』の総評としては、

動きやすくてバランス性能のバレーボールシューズといった評価です。

オールラウンドに使えるバレーボールシューズを探している人におすすめです。


履き心地

■■□□□(2/5:あまり良くない)

フィット性

■■■■□(4/5:ややフィットする)

通気性

■■■■□(4/5:やや蒸れにくい)

グリップ性

■■■□□(3/5:普通)

クッション性

■■■□□(3/5:普通)

反発性

■■■□□(3/5:普通)

安定性

■■■□□(3/5:普通)

屈曲性

■■■■■(5/5:とても曲げやすい)

軽さ

■■■■□(4/5:やや軽い)

価格
※メーカーカタログ値

■■□□□(2/5:やや高い)

【総合評価】★★★★☆(4/5点)

V-SWIFT FF 3の後継モデル『V-SWIFT FF 4』のレビュー記事はこちら ↓

V-SWIFT FF 3 画像

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