今回はアシックスさんから発売されているバレーボールシューズ
『GEL-TACTIC』(ゲルタクティク)
を実際に履いたうえで、紹介・レビューしていきます。

アシックス『GEL-TACTIC』

『GEL-TACTIC』は、
- GEL-TACTIC(ローカットモデル、品番:1073A051、足幅:2E相当(STANDARD))
- GEL-TACTIC WIDE(ローカット幅広モデル、品番:1073A050、足幅:3E相当(WIDE))
の2モデルが展開されており、今回は通常のローカットモデル『GEL-TACTIC』(品番:1073A051)を選択。
『GEL-TACTIC』(品番:1073A051)のカラーは、
- 003:BLACK/PURE SILVER(ブラック×ピュアシルバー)22.5cm~29.0cm、30.0cm
- 100:WHITE/PURE SILVER(ホワイト×ピュアシルバー)22.5cm~29.0cm、30.0cm
- 103:WHITE/DIVE BLUE(ホワイト×ダイブブルー)22.5cm~29.0cm、30.0cm
の全3色が展開されており、今回は『100:WHITE/PURE SILVER』を選択しました。
足幅が2E相当と3E相当のモデルから選択することできるので、足が幅広で悩んでいるバレーボーラーの選択肢となりうるバレーボールシューズです。




白とグレーを主軸とした色使いで、比較的シンプルなデザインをしています。

シューズ外側中足下部に樹脂パーツが採用されており、外側方向への安定性強化を狙った設計であることがうかがえます。

外箱は「VOLLEYBALL」ではなく「INDOOR SPORT」の表記でした。

重さは実測317g(左片足26.0cm・靴紐あり)。バレーボールシューズの中ではやや重い部類となっています。
実際に履いてみた

履いてみた第一印象としては、全体的にがっしり・どっしりとしたバレーボールシューズだなあといった印象です。また、前足部が結構ゆったりとしていてつま先が若干遊ぶ感覚があり、フィット性はやや物足りないなあといったところです。通気性に関しては標準的なレベルとなっています。

グリップ性についてはやや強めなのでコートをしっかりととらえて動くことができそうです。
『GEL-TACTIC』を履いて実際に動いたりジャンプしたりしてみましたが、クッション性・反発性・安定性・屈曲性といった性能は標準的なレベルかなといったところです。重さについてはやや重いレベルなので一般的に扱える範囲内といったところです。とはいえ、足の筋力が少ないなどといった方は重さのせいでやや動きづらいなあと感じてしまうかもしれません。
初心者以上中級者付近のバレーボーラーをターゲットに設定しているであろう『GEL-TACTIC』。バレーボールシューズとしてはやや安い価格帯(ステップアップモデル)で展開されており、全体的な性能も価格相応といった印象です。以上の点から総合評価としては星3(★★★☆☆)とさせていただきます。
まとめ:価格がやや安くがっしり・どっしりとしたバレーボールシューズ
『GEL-TACTIC』の総評としては、
価格がやや安くがっしり・どっしりとしたバレーボールシューズです。
比較的オールラウンドに適応できるかと思います。
- 履き心地
-
■■■□□(3/5:普通)
- フィット性
-
■■□□□(2/5:あまりフィットしない)
- 通気性
-
■■■□□(3/5:普通)
- グリップ性
-
■■■■□(4/5:やや滑りにくい)
- クッション性
-
■■■□□(3/5:普通)
- 反発性
-
■■■□□(3/5:普通)
- 安定性
-
■■■□□(3/5:普通)
- 屈曲性
-
■■■□□(3/5:普通)
- 軽さ
-
■■□□□(2/5:やや重い)
- 価格
※メーカーカタログ値 -
■■■■□(4/5:やや安い)
総合評価:★★★☆☆(3/5点)
