STELLA DIVA LO 6｜実際に履いて本気でレビューしてみた。

今回は、バレーボールシューズの

デサント『STELLA DIVA LO 6（ステラディーバロー6）』

を実際に履いたうえで、紹介・レビューしていきます。

デサント『STELLA DIVA LO 6』について

デサント『STELLA DIVA LO 6』は、STELLA DIVA LO 5の後継モデルとして以下の１モデルが展開されています。

	STELLA DIVA LO 6
品番	・DV1XJB01WH ・DV1XJB01BK （末尾　WH：ホワイト　BK：ブラック）
履き口	ローカット
足幅	不明（※）
カラー・サイズ	・WHT：ホワイト（19.0cm、20.0cm、21.0cm～26.0cm） ・BLK：ブラック（19.0cm、20.0cm、21.0cm～26.0cm）

今回、実際に履いてレビューを行うモデルは『STELLA DIVA LO 6』（DV1XJB01WH）「WHT：ホワイト」「26.0cm」です。

（※）足幅についてはメーカーサイトで明記されていませんでしたが、普段主に足幅2E〜2.5E相当のバレーボールシューズをレビューしている私は特に違和感なく履くことができました

前作と見比べると、ぱっと見のプリントデザインは大きく変わっていますが、設計・機能の大きな変更点は見受けられません。アッパーのメッシュ部の割合がやや増えたかなという違い程度で、主に初心者層をターゲットにしているであろうバレーボールシューズといったところです。

重さは実測242g（左片足26.0cm・靴紐あり）。かなり軽いバレーボールシューズです。なお、同条件で263gだった前作と比べると結構軽くなっていて、前々作の重量に回帰しています。

『STELLA DIVA LO 6』を実際に履いてみた

シリーズを踏襲した、かなり不安感の強い低性能なバレーボールシューズ

このバレーボールシューズを履いた瞬間に、

「あっ、STELLA DIVAシリーズだ！」

と、すぐわかるくらいに、これまでのシリーズ通りのガサガサ・ペラペラ・グラグラ感が強くてかなり不安感の強い履き心地・性能です。フィット感は前作に近く、アッパーの柔らかさは前々作に近く感じました。

今作の悪い点は　↓

• ガサガサ感の強い履き心地
• ゆったり目でアッパーも柔らかいのでフィット感・安定感がない
• ペラペラで床付き感が強く、全く反発しないクッション
• あまりグリップしないアウトソール

今作の良い点は　↓

• アッパーのメッシュが多くてやや蒸れにくい
• 足の指の付け根付近のアッパーがメッシュなのでかなり曲げやすい
• 重量がかなり軽い

良い点もあるんですがやはり、フィット性・クッション性・反発性・安定性がかなり低いので、実際に履くととにかく不安感が先行します。少なくとも私は、

「このバレーボールシューズを履いてバレーボールをプレーするなんてとんでもなく不安だし、ましてやハードジャンプやクイックな動作なんてのはやりたくもない。」

と思いました。そのくらい不安感の強い低性能なバレーボールシューズといったところです。

そこまで動きやすいわけでもない

「屈曲性も高くて軽いんだから動きやすいんでしょ？クッション性はいらなくて動きやすさを求める選手にはどうなの？」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、答えは「そこまで動きやすくもないからおすすめしない」です。

屈曲性がかなり高くてとても軽いんですが、

• 足がグラつく（フィットしない・安定しない）
• 反発しない

という影響で、足はあがるけど推進力が無く、そこまで動きやすくはないです。なので、動きやすいバレーボールシューズを求めている方には期待外れになってしまうでしょう。

あえて選ぶ理由は無い

価格を「かなり安い」として評価しているんですが性能もかなり低いので、初心者の方であったとしても「どうしても、低予算でデサントのバレーボールシューズを買いたい！」という方でなければあえてこのバレーボールシューズを選ぶ理由は無いでしょう。同じような価格帯でもっと性能の良いバレーボールシューズは他に存在します。

まとめ：かなり不安感の強い低性能なバレーボールシューズ

まとめると、デサント『STELLA DIVA LO 6』は、

かなり不安感の強い低性能なバレーボールシューズ

といった評価です。

価格が安いからといって購入検討するのは、たとえ初心者の方であったとしてもおすすめはしません。

総合評価：★☆☆☆☆（1/5点）