GEL-ROCKET 11|実際に履いて本気でレビューしてみた。

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GEL-ROCKET 11
ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

今回は、バレーボールシューズの

アシックス『GEL-ROCKET 11(ゲルロケット11)』

を実際に履いたうえで、紹介・レビューしていきます。

目次

アシックス『GEL-ROCKET 11』について

アシックス『GEL-ROCKET 11』は、GEL-ROCKET 10の後継モデルとして以下の2モデルが展開されています。

GEL-ROCKET 11GEL-ROCKET 11 WIDE
品番1073A0651073A066
履き口ローカットローカット
足幅2E相当(STANDARD)3E相当(WIDE)
カラー・サイズ・002:Black/Pure Silver(22.5cm~29.0cm、30.0cm)
・100:White/Classic Red(22.5cm~29.0cm、30.0cm)
・101:White/Pure Silver(22.5cm~29.0cm、30.0cm)
・102:White/Teal Tint(22.5cm~29.0cm、30.0cm)
・002:Black/Pure Silver(22.5cm~29.0cm、30.0cm)
・101:White/Pure Silver(22.5cm~29.0cm、30.0cm)

今回、実際に履いてレビューを行うモデルは『GEL-ROCKET 11』(1073A065)「101:White/Pure Silver」「26.0cm」です。

GEL素材、中足裏側〜側面下部に補強パーツを採用していますが、その他全体的に特筆すべき機能等は見受けられず、機能等を抑えたエントリーモデルらしいバレーボールシューズとなっています。なお、前作と比較すると、アッパー部のデザイン・メッシュ以外の変更点は見受けられませんでした。

GEL-ROCKET 11_重さ

重さは実測268g(左片足26.0cm・靴紐あり)やや軽めのバレーボールシューズです。なお、同条件で273gだった前作と比べるとわずかに軽くなっています。

『GEL-ROCKET 11』を実際に履いてみた

GEL-ROCKET 11
GEL-ROCKET 11
履き心地

■■□□□(2/5:あまり良くない)

フィット性

■■□□□(2/5:あまりフィットしない)

通気性

■■■■□(4/5:やや蒸れにくい)

グリップ性

■■■□□(3/5:普通)

クッション性

■■□□□(2/5:あまりクッション性がない)

反発性

■■□□□(2/5:あまり反発しない)

安定性

■■□□□(2/5:ややブレやすい)

屈曲性

■■■■□(4/5:やや曲げやすい)

重さ

■■■■□(4/5:やや軽い)

価格
※メーカーカタログ値
※当サイト価格基準B

■■■■□(4/5:やや安い)

総合評価:★★☆☆☆(2/5点)

エントリーモデルらしく全体的に抑えめな性能

GEL-ROCKET 11_裏側中足部・後足部

GEL-ROCKET 11を実際に履いた印象としては、ガサガサ・ペラペラ・グラグラ感をやや感じる、いわゆるエントリーモデルらしいバレーボールシューズだなといった印象です。

前足がややゆったり目な履き心地。アッパーが柔らかいのでフィット感・安定感ともにあまりありません。また、クッションについては少し床付き感がありますし、反発もあまりありません。

通気性・屈曲性・軽さがやや良い点として挙げられますが、全体的に抑えめな性能のバレーボールシューズといったところです。

前作とほぼ同じ

今作と前作(GEL-ROCKET 10)を実際に履き比べしてみると違いはほとんど分かりませんでした。わずかに通気性が良いかな…?と思うくらいで、正直区別がつけられないレベルです。

履き比べしているうちに、「あれ?今どっちを履いているんだっけ?」と思わされるくらいです。

価格設定がやや強気

GEL-ROCKET 11_アッパー文字

性能以外で気になった点として挙げたいのが、GEL-ROCKET 11の価格設定です。

記事投稿日現在(2024年2月28日)の状況ですが、他のメーカーと比較するとエントリーモデルとしてはやや高めの価格設定となっています。具体例を挙げると、エントリーモデルの一段上のステップアップモデルに分類しているミズノ『サンダーブレード Z』とほぼ同じくらいの価格設定です。

物価高・円安・人件費高騰・メーカー方針などの影響もあるかと思いますが、今作のこの性能であればもう少し価格を抑えないと価格に見合った性能のバレーボールシューズとは言い難いです。また、エントリーモデルとしての位置付けなのでこの価格であれば、例えばこれからバレーボールを始めようと思って安価なバレーボールシューズを探している方の一部はもしかするとこのシューズを検討対象外としてしまうかもしれません。

これらのことから記事投稿日現在(2024年2月28日)においては、今作と大体同じくらいの性能もしくは価格のバレーボールシューズであれば、ミズノ『サイクロンスピード 4』(足幅2E相当)・ミズノ『サンダーブレード Z』(足幅2.5E相当)のどちらか足幅の合う方・フィット感が好みな方が個人的にもう少しおすすめです。(3E相当の足幅の方であればGEL-ROCKET 11 WIDEになりますが…)

まとめ:やや強気な価格設定で抑えめな性能のバレーボールシューズ

まとめると、アシックス『GEL-ROCKET 11』は、

やや強気な価格設定で抑えめな性能のバレーボールシューズ

といった評価です。

もう少し性能に見合った価格設定であればまだ評価できたかもしれません。

「どうしてもアシックスの安いバレーボールシューズがいい!」という方以外は、他のバレーボールシューズもあわせて検討してみてはいかがでしょう。

総合評価:★★☆☆☆(2/5点)

GEL-ROCKET 11

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