METARISE|実際に履いて本気で評価してみた。

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ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

今回は、アシックスさんから発売されているバレーボールシューズ

『METARISE』(メタライズ)

を実際に履いたうえで、紹介・レビューしていきます。

METARISEの後継モデル『METARISE 2 PARIS』のレビュー記事はこちら ↓

目次

アシックス『METARISE』

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アシックス『METARISE』は、

  • METARISE(品番:1051A058、足幅:2E相当【STANDARD】)

の1モデル展開となっています。またカラー・サイズについては、

  • 001:Black/Electric Red(ブラック×エレクトリックレッド)、25.5cm~31.0cm、32.0cm、33.0cm
  • 100:White/Pure Gold(ホワイト×ピュアゴールド)、25.5cm~31.0cm、32.0cm、33.0cm
  • 101:White/Deep Ocean(ホワイト×ディープオーシャン)、25.5cm~31.0cm、32.0cm、33.0cm
  • 102:White/Black(ホワイト×ブラック)、25.5cm〜31.0cm、32.0cm、33.0cm
  • 400:Island Blue/Pure Silver(アイランドブルー×ピュアシルバー)、25.5cm~31.0cm、32.0cm、33.0cm
  • 401:French Blue/Glow Yellow(フレンチブルー×グローイエロー)、25.5cm~31.0cm、32.0cm、33.0cm

の6通りがこれまでに展開されており、今回私は『101:White/Deep Ocean』の26.0cmを選択しました。

東京2020オリンピック・パラリンピックの時期には『METARISE TOKYO』(品番:1051A059)というモデルも発売されていました。

前足部がやや幅広となっており、前足ハトメ部には「DYNAWRAP」が採用されています。グッと踏み込んだ時などの前足部安定性向上やジャンプ前のパワーロス防止を追求しているとのことです。

また、METARISEにはアッパー部の内側にハトメ部と一体になっているインナーのような別の素材が設計・採用されています(=「MONO-SOCK構造」)。フィット性などの追求のため採用しているとのことです。靴の中底のふちから足を包むように素材が伸びており、①かかと②シューホール最下段(「DYNAWRAP」の文字の部分)付近の2か所でアッパー部と張り付いています。MONO-SOCK構造はくるぶし周りを避けるように設計されています。

かかと部がきつめのカーブ形状となっておりスムーズなジャンプの実現を追求しているとのこと。同じアシックスさんのバレーボールシューズでいくと『SKY ELITE FF 2』などに採用されている構造です。また、つま先部もややきつめにカーブしています。

アウトソール中足部からシューズ両サイド中・後足下部にかけて反発性追求のために「RISETRUSS」を採用し、ミッドソールには反発性に優れた素材「FLYTEFOAM PROPEL」を採用しています。

METARISE_重さ画像

重さは実測372g(左片足26.0cm・靴紐あり)。特別重いバレーボールシューズです。ちなみに、非常に重いバレーボールシューズとして分類している『SKY ELITE FF 2』の重さが347g(左片足26.0cm・靴紐あり)なのでそれと比較しても非常に重いことがわかります。

実際に履いてみた

METARISE_着用イメージ

実際に履いてみた第一印象としては、見た目ほどのゴツさはなく意外とあっさりとした履き心地ですが、強烈なクッション性・独特な動きやすさ・重さを強く感じました。

シューズ内のMONO-SOCK構造は厚手の靴下やマリンシューズに少し近い感覚で、その上から外側のアッパー素材で包まれている履き心地となっており、フィット性については非常に高いです。特に後・中足部はピタッとフィットし、前足部はやや幅広といった印象です。

そして、足首周りのアッパー部が高くて足首周りをホールドしてくれるので一般的なローカットモデルと比べると安定性は非常に高く感じ、くるぶし周りにMONO-SOCK構造が及んでいない影響か一般的なミドルカットモデルと比べると足首周りが少し動かしやすいような印象を受けました。足首周りの自由性があまり損なわれていないが、ミドルカットに近いような安定性のあるバレーボールシューズといったところです。

通気性については標準的なレベルです。

グリップ性は非常に高く、しっかりとコートをとらえて動くことができそうです。

METARISE_屈曲性画像

つま先部のカーブ形状の影響もあってか屈曲性は非常に高く、つま先に力を入れるとラクに前傾姿勢がとれてスムーズに前へ動くことができる前方向への推進力が極めて強いバレーボールシューズといった印象です。また、かかと部のカーブ形状も相まってジャンプ自体はかなりやりやすい(ジャンプサポートがしっかりと効いている)印象です。

クッション性については非常に優れており、バレーボールシューズとしては今まで体感したことがないくらいの強烈なクッション性があります。また、反発性についてはやや優れているといったところです。ただし、クッション性と反発性を組み合わせて判断するとかなり独特の感覚がありました。グッと踏み込んだときやジャンプで着地したとき、多くのバレーボールシューズはクッションに少し足が沈みつつもほぼ同時に「バシン」と反発してくれるような感覚があります。しかしMETARISEは「ググググッ」とクッションに足がかなり沈み込み、少し遅れて「ビヨン」と反発するような感覚なので、人によってはクッション性と反発性のバランスが悪いと感じてしまったり、クッションがありすぎるなと感じてしまうかもしれません。

前述した特性から判断すると、(ネットから離れ気味の)スパイクやバックアタックなどといった斜め上(前+上)方向のプレーの際はこのバレーボールシューズの特性が強みとして活きそうです。しかし、ディグなどのようにどっしり構えたプレーや、ネット際のスパイクやブロックなどの真上方向へのプレーなどの際はこのシューズに適した力の入れ方・姿勢をしっかりととらないと不必要に前傾姿勢になってしまう、とっさにクイックに動くプレーの際はレスポンスに不満を感じてしまう可能性があるのではないかと感じました。個人的には、オポジット(スーパーエース)に特化したバレーボールシューズだなあといった印象です。

また、高い反発性・ジャンプサポート力はありますがそれをもってしてもMETARISEの強烈な重さを打ち消し切れておらず、脚に相応の筋力がないと負担に感じてしまう重さとなっています。


各性能を並べて評価すると、本来であれば星5(★★★★★)を付けられる非常に高性能なバレーボールシューズですが、トップクラスに高い価格帯で展開されていて、トップクラスに重く、シューズの特性があまりにも独特でオポジットに特化しすぎている印象が強いです。価格・性能・特性の全てで適応できる人にはとことん合うバレーボールシューズでしょうが、そのハードルはかなり高いでしょう。これらも踏まえて総合評価を星4(★★★★☆)とさせていただきます。

まとめ:超高性能だが高価で重く、オポジットに特化しすぎている独特なバレーボールシューズ

『METARISE』の総評としては、

超高性能だが圧倒的に高価で重く、オポジットに特化しすぎている独特の特性をもつバレーボールシューズです。

価格・性能・特性の全てで適応できるオポジットの選手におすすめです。


履き心地

■■■■□(4/5:やや良い)

フィット性

■■■■■(5/5:とてもフィットする)

通気性

■■■□□(3/5:普通)

グリップ性

■■■■■(5/5:とても滑りにくい)

クッション性

■■■■■(5/5:とてもクッション性がある)

反発性

■■■■□(4/5:やや反発する)

安定性

■■■■■(5/5:とてもブレにくい)

屈曲性

■■■■■(5/5:とても曲げやすい)

軽さ

■□□□□(1/5:とても重い)

価格
※メーカーカタログ値

■□□□□(1/5:とても高い)

【総合評価】★★★★☆(4/5点)

METARISEの後継モデル『METARISE 2 PARIS』のレビュー記事はこちら ↓

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