当記事では、アシックス・ミズノ・デサントの3つのメーカーにて現在展開中のシリーズ最新モデルにあたる4つのバランス型バレーボールシューズ(当サイトでレビュー済かつ「バランス型モデル」(適度な重量で標準以上の価格帯で展開されているバレーボールシューズ)に分類)、『V-SWIFT FF 3』『NETBURNER BALLISTIC FF 3』『ウエーブライトニング Z8』『ウエーブライトニング NEO 2』これらがどういったバレーボールシューズなのか?どういった人におすすめなのか?ということについて解説していきます。
バランス型バレーボールシューズの評価ポイント・総合評価
V-SWIFT FF 4 | NETBURNER BALLISTIC FF 3 | ウエーブライトニング Z8 | ウエーブライトニング NEO 2 | |
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メーカー | アシックス | アシックス | ミズノ | ミズノ |
履き心地 | ■□□□□ 1/5:全く良くない | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■■□ 4/5:やや良い | ■■■■□ 4/5:やや良い |
フィット性 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■■□ 4/5:ややフィットする | ■■■□□ 3/5:普通 |
通気性 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■□□□ 2/5:やや蒸れやすい | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■□□□ 2/5:やや蒸れやすい |
グリップ性 | ■■■■□ 4/5:やや滑りにくい | ■■■■□ 4/5:やや滑りにくい | ■■■■□ 4/5:やや滑りにくい | ■■■■□ 4/5:やや滑りにくい |
クッション性 | ■■■■□ 4/5:ややクッション性がある | ■■■■□ 4/5:ややクッション性がある | ■■■■□ 4/5:ややクッション性がある | ■■■■□ 4/5:ややクッション性がある |
反発性 | ■■□□□ 2/5:あまり反発しない | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■■□ 4/5:やや反発する | ■■■■■ 5/5:とても反発する |
安定性 | ■■■■□ 4/5:ややブレにくい | ■■■■□ 4/5:ややブレにくい | ■■■■□ 4/5:ややブレにくい | ■■□□□ 2/5:ややブレやすい |
屈曲性 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■■□ 4/5:やや曲げやすい | ■■■■□ 4/5:やや曲げやすい |
重さ | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■□□□ 2/5:やや重い | ■■■□□ 3/5:普通 | ■■■□□ 3/5:普通 |
価格 ※メーカーカタログ値 | ■■□□□ 2/5:やや高い ※当サイト価格基準B | ■■□□□ 2/5:やや高い ※当サイト価格基準A | ■■□□□ 2/5:やや高い ※当サイト価格基準B | ■□□□□ 1/5:とても高い ※当サイト価格基準B |
総合評価 | ★★☆☆☆ 2/5点 | ★★★☆☆ 3/5点 | ★★★★★ 5/5点 | ★★★☆☆ 3/5点 |
バランス型バレーボールシューズ比較レビュー
V-SWIFT FF 4
- 一部設計・デザインに難があり、中足外側下部において局所的に不自然な硬さがある
- 好みが分かれるであろうバレーボールシューズ
- 評価平均ポイント
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2.9/5.0ポイント
- 総合評価
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★★☆☆☆(2/5点)
アシックス『V-SWIFT FF 4』。レビュー時に私が実際履いたモデルは「足幅2E相当ローカットモデル」です。
重さが26.0cm左片足で実測279g(靴紐あり)と標準的な重さです。
アウトサイドシューレースホルダーの設計・デザインに難があり、中足外側下部のパーツ(上に尖った部分)によって局所的に不自然な硬さがあるため、好みが分かれるであろうバレーボールシューズといったところです。
NETBURNER BALLISTIC FF 3
- ややクッション性・安定性に優れ、がっしり感のあるバレーボールシューズ
- どちらかといえば「安心感」を求める人向き。アタッカー・ブロッカー向き
- 評価平均ポイント
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3.0/5.0ポイント
- 総合評価
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★★★☆☆(3/5点)
アシックス『NETBURNER BALLISTIC FF 3』。レビュー時に私が実際履いたモデルは「足幅2E相当ローカットモデル」です。
重さが26.0cm左片足で実測307g(靴紐あり)とやや重めで、全体的にがっしりとしたバレーボールシューズです。また、クッション性・安定性にもやや優れていて安心感があり、アウトサイドヒッター、特にミドルブロッカー向きの性能をしています。
ウエーブライトニング Z8
- 多くの性能が非常に高バランスでより信頼がおけるバレーボールシューズ
- 動きやすく扱いやすい。より幅広くオールラウンダーにおすすめ
- 評価平均ポイント
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3.6/5.0ポイント
- 総合評価
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★★★★★(5/5点)
ミズノ『ウエーブライトニング Z8』。レビュー時に私が実際履いたモデルは「足幅2E相当ローカットモデル」です。
重さが26.0cm左片足で実測288g(靴紐あり)と標準的な重さで、多くの性能が非常に高バランスでまとまっています。そしてクッション性・安定性もやや優れており、より信頼のおけるバレーボールシューズです。
キャリア・ポジション等をあまり問わず、より幅広くオールラウンドに適応できるでしょう。とてもおすすめです。
ウエーブライトニング NEO 2
- 動きやすいがアッパーが柔らかくクセが非常に強いバレーボールシューズ
- アッパーの柔らかさ・価格の高さに適応できる人向き。オールラウンダーに適応
- 評価平均ポイント
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3.2/5.0ポイント
- 総合評価
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★★★☆☆(3/5点)
ミズノ『ウエーブライトニング NEO 2』。
本流のウエーブライトニングシリーズとは結構違う設計・性能をしています。
重さが26.0cm左片足で実測275g(靴紐あり)と標準的な重さでかつ、反発性も非常に優れています。ですが、『ウエーブライトニング NEO 2』は柔らかいアッパーが採用されている影響でしょうか動きやすいけど通気性・安定性がやや抑えられているような印象があります。またクッション性がやや高いです。
とにかくアッパーにクセがありますし、かなり高い価格帯で展開されていますので、こういった点に適応できる人向けとなっています。
まとめ:『ウエーブライトニング Z8』が最もおすすめ
今回、4つのバランス型バレーボールシューズを紹介しました。
その中で現時点で個人的評価が最も高いのは『ウエーブライトニング Z8』です。非常に高バランスなバレーボールシューズとしておすすめです。