大事な大会だからバレーボールシューズを新調して気合い入れたい!
新しく買ったバレーボールシューズを大会でデビューさせたい!
バレーボーラーにとってバレーボールシューズは大切な「仕事道具」です。それと同時に、バレーボールシューズをファッションアイテム的に考えていらっしゃる方も少なからずいらっしゃるかと思います。そういった方にとってバレーボールシューズはテンションアップやモチベーションアップの一つの要因となっているかもしれません。
そういった理由もあってか、新しく購入したばかりのピカピカのバレーボールシューズを履いて大事な大会(=試合)に挑まれようとしていらっしゃる方もいるかもしれませんが、個人的にはおすすめしていません。特に、これまで履いていたバレーボールシューズと異なるモデルで、テーマ・方向性が異なれば異なるほどおすすめしない度合いが大きくなります。
そこで今回は、新しいバレーボールシューズを大会でいきなり履くことをおすすめしない理由について解説していきます。
新しいバレーボールシューズを大会でいきなり履くことをおすすめしない理由
おすすめしない理由1:最大限のパフォーマンスを発揮できない可能性がある
バレーボールシューズのモデルや使用状況によってシューズ自体の性能・特性は当然変わります。そして、ある程度履きこんでいくことによってそのシューズの性能・特性を理解して扱えるようになり、シューズ自体も自分の足や動きにフィットしていきます。つまり「慣れ」ていくのです。慣れることによって自分のパフォーマンスを最大限発揮することができ、まるでシューズと自分の体が一体になったかのようにプレーすることができることでしょう。
しかし、新しいバレーボールシューズは当然まだ慣れていませんので、思ったように足が動かせなかったり思い描いていたプレーができなかったりと本来のパフォーマンスが引き出せないのではないかと考えています。
以上のことから、大会で最大限のパフォーマンスを引き出そうと考えているのであればある程度履きこんで慣れた「いつもの」バレーボールシューズを履くことをおすすめします。
おすすめしない理由2:ケガする可能性が上がる
先述しましたがバレーボールシューズはある程度履きこんでいくことで慣れていきます。
不慣れな新しいバレーボールシューズで大会に出場すると、その不慣れさから靴擦れ等のケガが発生するかもしれませんし、練習以上のパフォーマンスを発揮しようとして無理して動いた結果不慣れさから思いがけない大きなケガ(捻挫、靱帯損傷・断裂、骨折等)につながる可能性もあるのではないかと考えています。
ケガのリスクを少しでも下げたいと考えているのであればある程度履きこんで慣れた「いつもの」バレーボールシューズを履いて大会に出場することをおすすめします。
まとめ
今使用しているバレーボールシューズが破損していたり、プレーに悪影響を与えるくらい劣化していたり、チームや大会からシューズの指定があるのであれば新しく買い替えて履くべきでしょう。
しかし、パフォーマンスやケガのリスクから考えると基本的には大会・試合直前に新しくバレーボールシューズを買い替えることはおすすめしません。ある程度履きこんだバレーボールシューズを使用することをおすすめします。
ぜひ大会後に、新しいバレーボールシューズへの買い替えの検討をしてみてはどうでしょうか?検討の際はぜひ当サイトのバレーボールシューズのレビュー記事やランキング記事などを参考にしていただけると幸いです。