バレーボールシューズが滑るときに試してほしい3つのこと

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バレーボールシューズが滑るときに試してほしいこと
ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

バレーボールシューズのグリップ性が低下してよく滑るようになると、予想外に滑ることでプレーが続行できなくなったりケガにつながる可能性が高くなりますし、なんとか滑らないようにしようと考えてしまって全力でプレーすることができなくなるでしょう。

バレーボールをプレーするうえでパフォーマンスを最大化するためにも、今回はバレーボールシューズが滑るときに試してほしいことを3つ紹介します。

目次

バレーボールシューズが滑るときに試してほしい3つのこと

その1.体育館の床を掃除する

一時的なグリップ性低下の一因に挙げられるのが、体育館床のホコリなどの汚れです。

なのでまずは、利用している体育館の管理者・管理団体等から案内されている清掃方法に基づいて床掃除を行いましょう。練習前後や試合前後はもちろん、休憩中にも掃除することでより滑りにくくなるでしょう

濡れた布(雑巾)や濡れたモップでの体育館の床掃除(水拭き)は禁止です。行うべきではありません。なぜなら、水分によって体育館の床板が劣化し、劣化によって一部の床板が剥がれてそれが腹部等に突き刺さる等の負傷事故につながる危険性があるからです。以下詳細。

消費者安全調査委員会『消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書 ―体育館の床板の剝離による負傷事故―』(平成29年5月29日)によると、体育館の床板の一部が剥離して腹部に突き刺さり重傷を負った負傷事故の事故等原因調査申出をきっかけに、消費者庁の事故情報データバンクに寄せられた事例および報道情報を収集したところ、同種または類似する負傷事故が平成18年から平成27年までの間に申出も含めて7件、そのうち6件がバレーボールで発生していたとのこと。(7件のうち消費者庁の事故情報データバンクに寄せられた事例は2件、それ以外の5件は報道情報によるものであった。この他にも報道情報によれば2件の軽症事故があったとのこと。)
その報告書に基づき同調査委員会は『消費者安全法第33条の規定に基づく意見』(平成29年5月29日)の意見書にて、体育館の所有者に対して5つの取組のを行うよう求めるべきであるのに加え、それらの取組状況の把握・適切な維持管理が行われるようにすべきである等と文部科学省に求めました。その5つの取組のなかの1つが「日常清掃及び特別清掃により、体育館の木製床を清潔に保つ。その際、水分の影響を最小限にする。」である。
それをうけて文部科学省・スポーツ庁は『体育館の床板の剥離による負傷事故の防止について(通知)』(平成29年5月29日)の文書にて5つの取組等の実施依頼を対象組織・機関に通知を行っています。その5つの取組等のなかの1つが「適切な清掃の実施(水拭き及びワックス掛けの禁止)」であり、適切な清掃方法を定めて書面にすることによって実際に清掃を行う者に分かりやすく周知を行い実施を徹底する等の記載があります。

出典(参考文献、WebサイトURL一覧)

・消費者庁Webサイト「体育館の床板の剝離による負傷事故|消費者庁」、https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_010/(最終アクセス・閲覧日:2022年6月9日)
・消費者安全調査委員会『消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書【概要】 ―体育館の床板の剝離による負傷事故―』(平成29年5月29日)、https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_010/pdf/10_houkoku_gaiyou.pdf(最終アクセス・閲覧日:2022年6月9日)
・消費者安全調査委員会『消費者安全法第23条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書 ―体育館の床板の剝離による負傷事故―』(平成29年5月29日)、https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_010/pdf/report_010_171228_0001.pdf(最終アクセス・閲覧日:2022年6月9日)
・『事故等原因調査報告書の訂正について』(平成29年12月21日)、https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_010/pdf/report_010_171228_0002.pdf(最終アクセス・閲覧日:2022年6月9日)
・消費者安全調査委員会『消費者安全法第33条の規定に基づく意見』(平成29年5月29日)、https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_010/pdf/10_iken.pdf(最終アクセス・閲覧日:2022年6月9日)
・文部科学省・スポーツ庁『体育館の床板の剥離による負傷事故の防止について(通知)』(平成29年5月29日)、https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_010/pdf/report_010_170607_0001.pdf(最終アクセス・閲覧日:2022年6月9日)

その2.乾いた布でバレーボールシューズの裏側を拭く

体育館の床を適切に掃除したけど滑る・・・といった場合は、バレーボールシューズ裏(アウトソール)に汚れが付着して一時的にグリップ性が低下している可能性があります。

練習・大会時はシューズ裏側を拭くための乾いた布をあらかじめ準備し、定期的かつ頻繁にシューズの裏側を乾いた布で拭いて汚れを落としましょう

シューズの裏側を掃除する際も水拭きは禁止(厳禁)です。先ほど述べた通り水分によって体育館の床板の劣化につながり、床板剥離による重大負傷事故などを引き起こす危険性があります。

その3.バレーボールシューズ自体の買い替えを検討する

その1・2で紹介したことを実践してもまだ滑ると感じている場合は、バレーボールシューズのグリップ性がそもそも大きく劣化し低下してしまっている可能性が非常に高いです。

その場合は、このグリップ性の低下をバレーボールシューズの寿命だと考え、これを機に新しいバレーボールシューズの購入を検討することをおすすめします。

バレーボールシューズにはさまざまな性能・特性のものがあり、新しいバレーボールシューズに買い替えることによってグリップ性はもちろん、その他シューズに対して抱えていた不満点も同時に解消することができるかもしれません。


当サイトでは、バレーボールシューズを実際に履いたうえでレビューし、総合評価をそれぞれ算出しています。以下に記事リンクを掲載するのでぜひ参考にしていただければ幸いです。

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