昔好きだった性能のバレーボールシューズが「今」合うとは限らない話

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バレーボールシューズにおける性能の好みは変わる
ナカ
この記事を書いた人(当Webサイト運営者)
バレーボール歴十数年。これまで実際に練習・試合で履いてきたバレーボールシューズの数は約10足。バレーボールシューズを中心にレビュー、ランキング記事やコラム記事を執筆しています。

バレーボールシューズを購入検討するうえで過去に履いていたものや、過去に好みだった性能を参考にすることがあるかと思います。

自分に合ったバレーボールシューズを探すという点においてこのことは有益な情報となりうるでしょうが、昔好きだった性能のバレーボールシューズが今現在の自分に合うかと言われれば必ずしもそうではないケースがあります

目次

自分に合うバレーボールシューズの性能は変化していく

人間は「肉体」「環境」が絶えず変化していきます。それはバレーボールにおいても同じことがいえます。

バレーボールにおける「肉体」の例

筋力(年齢、練習・トレーニング量などによって変化)

バレーボールにおける「環境」の例

ポジション、チームそのもの

バレーボールシューズを買い替えるときはこういった肉体面・環境面の変化も考慮して検討するとより快適にバレーボールをプレーすることができるようになるでしょう。「昔の自分の好みはこういった性能のバレーボールシューズだから~」「昔こんなバレーボールシューズを履いていたから~」という理由だけで選んでしまうと、肉体面・環境面が変化した今現在の自分とは合わないバレーボールシューズを選んでしまう可能性が高くなります。

特に、少しブランクが空いて運動なども特にしていない場合は筋力が大きく落ちている可能性が高いですし、ポジションやチームそのものが変わった場合は求められるプレーの内容や強度が大きく変わる可能性があります。そういった場合は一度ゼロベースで検討したほうが良いかもしれません。

「肉体面・環境面の変化→不満・気づきの発生→自分の好みに反映」というプロセスによって自分の好みが構築されるということを理解しておくとよいでしょう。


ここから、私が昔好みだった性能のバレーボールシューズを選んで後悔した経験談と、うまくいった経験談の両方を紹介していきます。

昔好きだった性能のバレーボールシューズで後悔した話(個人談)

もともと軽くて動きやすいバレーボールシューズが好みだった

私は中学生・高校生の頃、主にアウトサイドヒッターのポジションを担当していました。

私が今考えるアウトサイドヒッター向きのバレーボールシューズは「基本的な性能が高い」といった感じですが、当時の私は「クッション性は重視せず、とにかく動きやすいバレーボールシューズが好きだ!」と、アウトサイドヒッター担当ですがバレーボールシューズの好みはどちらかといえばリベロ向きといった感じでした。

実際に、高校生の頃はクッション性は低いんだけどめちゃくちゃ軽くてまるで素足のよう動けるバレーボールシューズを非常に愛用して履いていました。(『ロイヤルフェニックス 3』をもっと尖らせたような性能のバレーボールシューズだと思ってもらえればわかりやすいかと思います)

筋力が落ちた今、クッション性が高いバレーボールシューズじゃないと不満

その後社会人となり、途中ブランクがありつつかなりゆるくバレーボールをするようになった私ですが、

「そろそろバレーボールシューズ買い替えようかな~」と思いふらっとスポーツ店に立ち寄ると、中学生の頃に履いていたシリーズの後継モデルが特価でちょこんと売られており、「クッション薄めで動きやすい好みの性能だし・・・、前に履いてたシリーズだし・・・、なにより安いし・・・」といった感じでそのバレーボールシューズを即決購入しました。

しかし、購入後実際に使っていると「なんか、ジャンプ着地時の衝撃が大きいなあ・・・」とクッション性の低さが不満に感じるようになり、しばらく我慢して履いていましたが結局履きつぶすことなく買い替えてしまいました。あえてクッション薄めのバレーボールシューズを選んだのでそう感じるのも当然だったんですが・・・。

今思えば、学生の頃と社会人の今とでは肉体的にも環境的にも大きく変化しており、だけど体の使い方は覚えているので筋力を上回る強度のプレーがある程度できてしまう。だから、ジャンプ着地時の衝撃・負荷を低下した筋力でカバーしきれないから、クッション性の低さが不満につながったのだと考えています。

昔好きだった性能のバレーボールシューズでうまくいった話(個人談)

高校生の頃は連続して同じバレーボールシューズを愛用していた

先ほど少し触れましたが高校生の頃はアウトサイドヒッターでありつつも明らかにリベロ向きの性能をしたバレーボールシューズをめちゃくちゃ愛用していました。当時はそのシューズの性能に何ら不満を抱えることはありませんでしたし、「これ以上自分に合うバレーボールシューズは無い!」と勝手に盛り上がるくらい気に入っていました。

そして、そのシューズを履きつぶした後は同じモデルの(色違い)バレーボールシューズを買い、めちゃくちゃ快適にプレーをしていました。

筋力・環境が大きく変わらず、今履いているバレーボールシューズに不満がない場合はありかも

私の場合は「時間が連続していた」「チーム・ポジションが同じままだった」「履いていたバレーボールシューズに満足していた」といった要因から、同じバレーボールシューズを連続して履いてうまくいったのかもしれません。

このように、肉体面・環境面が大きく変化しておらず、かつ今履いているバレーボールシューズに不満がない場合は、それと同じ・似た性能のバレーボールシューズを選択しても問題ない可能性が高いでしょう。

バレーボールシューズの買い替えの際は思考停止になってはいけない

バレーボールシューズにおける過去の好みの性能が今現在にも適応するとは限らないということについて、私の個人談をベースに解説してきました。

「前に履いていたバレーボールシューズの後継モデルなら大丈夫でしょ・・・?」「昔こういう性能のバレーボールシューズが好みだったから、それに似たやつなら大丈夫でしょ・・・?」といった感じで思考停止してバレーボールシューズを購入検討してしまうと、今現在の自分には合わない性能のバレーボールシューズを選択してしまう可能性が高くなります。

バレーボールシューズを購入検討する際は肉体面・環境面のあらゆる変化を考慮したうえで(場合によってはゼロベースで)、しっかりこだわって選んでいくのがよいでしょう。

バレーボールシューズにおける性能の好みは変わる

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