JOC中学バレー2023｜バレーボールシューズ使用率調査｜男女トップ４チーム

JOC中学バレー2023（JOCジュニアオリンピックカップ 第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会）の男女トップ4チームの選手が使用していたバレーボールシューズの使用率について調査を行いました。

注１：サイト運営者の目視による調査
注２：ほぼ同じ名称で複数モデル（ミドルカットモデル、幅広モデル等）が展開されている場合は通常モデル（原則、基本足幅ローカットモデル）に一本化して集計
注３：オーダーカラーシューズは、ベースとなるシューズのモデルに一本化して集計
注４：対象チーム・調査試合は次のとおり。【女子】大阪北：決勝戦、大分：決勝戦、東京：準決勝戦、埼玉：準決勝戦　【男子】福岡：決勝戦、京都：決勝戦、広島：準決勝戦、大阪南：準決勝戦
注５：シューズのモデルが判断できなかった場合は「不明」扱い
注６：使用率は小数点第２位を四捨五入して計算
注７：データに誤り等ある場合はお問い合わせページよりメッセージを送信ください

女子

総合使用率

まず、メーカーの使用率を見ていくと、アシックスとミズノの２メーカーが使用されており、ミズノよりもアシックスの使用率がやや高かった（使用率52.1%）です。女子選手を対象とした調査では基本的にミズノのバレーボールシューズの方が使用率が高い傾向がありますが、今回の調査ではアシックスが優勢でした。

シューズ単体で見ると『ウエーブライトニング Z7』が最も使用されていました（使用率33.3%）が、シリーズ単位で見ると『ROTE JAPAN LYTE（ローテジャパンライト）シリーズ』が最も使用されていました（シリーズ使用率35.4%）。全体的には軽量級～バランス型を中心に使用率が高かったですが、重量級の『ウエーブモーメンタムシリーズ』のミドルカットモデルを使用していた選手も一部見受けられました。価格帯で見れば、エントリーモデル～ステップアップモデル～ハイエンドモデルと幅広く使用されていました。

なお、リベロの選手に最も使用されていたのは、『ROTE JAPAN LYTE FF 3』で、4人のうち2人（使用率50.0%）の選手が使用していました。

チーム別使用率

使用率順位｜チーム	大阪北	大分	東京	埼玉
１位	・ウエーブライトニング Z7 4/12人、使用率33.3%	・ROTE JAPAN LYTE FF 3 6/12人、使用率50.0%	・ウエーブライトニング Z7 5/12人、使用率41.7%	・ROTE JAPAN LYTE FF 3 5/12人、使用率41.7%
２位	・NETBURNER BALLISTIC FF 3 ・ウエーブモーメンタム 2 ・ウエーブモーメンタム 3 2/12人、使用率16.7%	・ウエーブライトニング Z7 3/12人、使用率25.0%	・V-SWIFT FF 3 ・ウエーブモーメンタム 2/12人、使用率16.7%	・ウエーブライトニング Z7 4/12人、使用率33.3%
３位	・V-SWIFT FF 3 ・ロイヤルフェニックス 3 1/12人、使用率8.3%	・GEL-TACTIC 12 ・NETBURNER BALLISTIC FF 3 ・ROTE JAPAN LYTE FF 2 1/12人、使用率8.3%	・GEL-ROCKET 10 ・ROTE JAPAN LYTE FF 2 ・ROTE JAPAN LYTE FF 3 1/12人、使用率8.3%	・ROTE JAPAN LYTE FF 2 2/12人、使用率16.7%
４位	–	–	–	・ROTE JAPAN LYTE FF 1/12人、使用率8.3%

各チームで最も使用率が高かったのは『ウエーブライトニング Z7』もしくは『ROTE JAPAN LYTE FF 3』です。なお、大阪北チームにおいては『ウエーブモーメンタムシリーズ』の使用率も高かったです。

男子

総合使用率

まず、メーカーの使用率を見ていくと、アシックスとミズノの２メーカーが使用されており、アシックスの使用率が圧倒的に高かったです（使用率95.8%）。

シューズ単体で見ると『V-SWIFT FF 3』の使用が最も多く（使用率39.6%）、次いで『SKY ELITE FF 2』の使用率が高かった（使用率20.8%）です。全体的には軽量級～バランス型〜重量級と幅広く、価格帯を見ればエントリーモデル～ステップアップモデル～ハイエンドモデルと幅広く使用されていました。

なお、リベロの選手に最も使用されていたのは『V-SWIFT FF 3』で、4人のうち2人（使用率50.0%）の選手が使用していました。

チーム別使用率

使用率順位｜チーム	福岡	京都	広島	大阪南
１位	・V-SWIFT FF 3 9/12人、使用率75.0%	・NETBURNER BALLISTIC FF 3 3/12人、使用率25.0%	・V-SWIFT FF 3 8/12人、使用率66.7%	・ROTE JAPAN LYTE FF 3 5/12人、使用率41.7%
２位	・SKY ELITE FF 2 3/12人、使用率25.0%	・GEL-TACTIC ・SKY ELITE FF 2 ・V-SWIFT FF 3 2/12人、使用率16.7%	・ROTE JAPAN LYTE FF 3 3/12人、使用率25.0%	・SKY ELITE FF 2 4/12人、使用率33.3%
３位	–	・ROTE JAPAN LYTE FF 3 ・ウエーブディメンション ・ウエーブライトニング Z7 1/12人、使用率8.3%	・SKY ELITE FF 2 1/12人、使用率8.3%	・GEL-ROCKET 10 ・GEL-TACTIC 12 ・NETBURNER BALLISTIC FF 3 1/12人、使用率8.3%

4チーム中２チームで最も使用率が高かったのは『V-SWIFT FF 3』です。なお、福岡チームにおいて使用率の高かった『V-SWIFT FF 3』ですが、そちらを使用していた選手は全員同じオーダーカラーのものでした。